トルコ産オリーブ「ゲムリック」栽培方法

日本の環境にあわせた
トルコ産オリーブ
「ゲムリック」の育て方

栽培カレンダーと基礎管理



養生・鉢植え

夏場、屋外の場合は朝または夕方に毎日、建物内は2日に1回潅水する。

地植え

基本雨水を利用。地面が乾燥している場合は潅水する。暑く雨のない日は夕方に潅水。



養生・鉢植え

水はけを良くする。赤玉やパーマライト、動物性の発酵堆肥、もみ殻燻炭を土壌に鋤き込み、一週間程度寝かしつけてから植え付ける。

地植え

水はけの良い場所を選び、赤玉(中)や腐葉土、もみ殻燻炭を鋤き込む。土壌のpHは7.5とややアルカリ性を保つ。酸性に傾くと葉が黄色くなり樹勢も衰える。



無農薬防虫肥料について

土に潜み根を痛めるセンチュウやヨトウムシなどの害虫を、駆除する効果があるのがニーム。インド原産の常緑樹で、古くから薬用ハーブとして利用されてきた土壌改良材である。

東京オリーブではこのニームに、オリーブ栽培に最適な成分各種を取り込み、防虫無農薬肥料を独自開発。プロジェクトのゲムリックオリーブの育成に採用している。

また、葉や実にダメージを与えたり、幹に害を及ぼす害虫に関しても、人や動物に無害であることを主軸に様々な対策を教授している。

常緑樹「ニーム」



病気について

葉や実に発生する炭疽病や、枝の先端を変色させ葉を枯らす梢枯病は、オリーブの木の代表的な病気で、感染した一本を見逃すと、そこから広範囲に拡がってしまう。

トルコ産オリーブ「ゲムリック」は病気に強い品種。とはいえ油断せず早期発見、対策していくことをプロジェクトとして強化。発生時期、自然環境を熟知し、最新最適な予防に徹している。

栽培詳細マニュアル 

「ゲムリック」を育てるための
適地の条件や天候、事前準備、土づくり、排水整備、植栽・移植等、栽培の詳細について
詳細をまとめています。